コロナ下になってから、テレワークを行う機会も増えてきましたね。
「ずっとパソコンを触っていて、肩こりがひどい」
「腱鞘炎が痛くて仕事に集中できない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
私も仕事柄、毎日8〜10時間ほどパソコンをずっと触っているので、肩こりに悩まされていました。
腱鞘炎ぎみになってしまったことをきっかけに、トラックボールマウスを使い始めました。
最初は全く慣れず、元のマウスに戻そうかと思ったのですが、トラックボールマウスを1週間ほど使ったところ、操作にも慣れて肩こりや腕の痛みが改善しました!
そこで、この記事では、自身の経験を踏まえて、トラックボールマウスを使うコツとオススメのトラックボールマウスをご紹介しています。
肩こりや腱鞘炎に悩んでいる人、トラックボールマウスに興味のある人はぜひご覧ください。
それでは、見ていきましょう。
■オススメのトラックボールマウス
初めての人でも操作がしやすいので、こちらのトラックボールマウスがオススメです
トラックボールマウスのメリット
独特な形状をしているトラックボールマウスですが、使いこなすと以下のようなメリットがあります。
それでは、順番に解説していきます。
肩や腕、手首への負担が少ない
腱鞘炎はつらい!できるだけ身体に負担をかけたくない!
従来のマウスは手でつかんで持ち上げ、上下左右に動かすことでマウスカーソルを操作しています。
その動きを1日数時間も行っているのですから、当然肩や腕、手首に負担がかかりますよね。
その点、トラックボールマウスを動かすのは親指のみです(タイプによっては人差し指または中指)
腕全体で操作するマウスに比べ、身体への負担が圧倒的に小さいことは大きな魅力です。
肩こりや腱鞘炎で悩んでいる方は、改善の効果が期待できると思います。
もちろん個人差がありますが、私は実体験として効果アリでした。
せまいスペースでも作業できる
家の机がせまくてマウスを動かせるスペースがない!
従来のマウスは、カーソルを動かすためにマウス自体を動かす必要があり、ある程度のスペースがないと操作がしづらいです。
この点、トラックボールマウスであればボールを指でコロコロと転がすだけですので、本体を置けるスペースがあればどこでも作業できます。
なんなら、机がなくても膝の上などにトラックボールマウスを置いて作業できてしまいます。
リモートワークで、自宅で仕事をしている方は、仕事机がなく広い作業スペースが確保できていない方も多いのではないでしょうか。
まさにわが家がそうなのですが…
そんな方でも、スペースを気にせずに仕事ができてストレスフリーですよ!
マウスポインターの長距離移動が楽
マウスでポインターを大きく動かしていると疲れる…
従来のマウスは、マウスポインターを動かしたい分だけ、マウス本体を上下左右に動かす必要がありました。
しかし、トラックボールマウスの場合、ボールをコロコロと転がせば、その分マウスポインターが動いてくれます。
そのため、少し勢いをつけてボールを指で転がせばマウスポインターが勝手に長距離を移動してくれます。
複数のモニターで作業している場合など、一気にマウスポインターを動かせるので非常に気持ち良いですよ!
トラックボールマウスのデメリット
ここまではメリットをご紹介してきましたが、トラックボールマウスには以下のデメリットもあります。
購入してから後悔されないように、事前にデメリットも理解しておくと良いですよ。
操作に慣れるのに時間がかかる【→マウスポインターの動きを遅く設定する】
1つ目のデメリットは、操作に慣れるまでに時間がかかってしまうことです。
従来のマウスとは操作の仕方が大きく異なりますので、初めてトラックボールマウスを使用した時には、非常に戸惑いました。
このデメリットを解消するための最もオススメの方法は、マウスポインターの動きを遅く設定することです。
PC側でマウスポインターの動きを遅く設定できますし、トラックボールマウスの機種によってはマウスポインターの動きを調節できる機能が付いています。
最初は焦らず、ゆっくりと動かすことがポイントです。
細かい操作やドラッグが苦手【→左クリックの時はボールに触れない】
2つ目のデメリットは、トラックボールマウスは細かい操作やドラッグの操作が苦手なことです。
ボールを指でころがして動かすのですが、つい転がしすぎて狙ったところを通り過ぎてしまいます。
Web画面で小さいボタンが表示されている時など、操作しづらいと感じてしまう場面があります。
これについても、マウスポインターの動きを遅く設定することで解決できます。
マウスポインターの動きを遅く設定しておかないと、少しボールを転がしただけで勢いよくマウスポインターが反応してしまうためです。
また、ドラッグ操作についてですが、初めのうちは左クリックをしながら親指でボールを転がす動作に慣れません。
テキストを選択してコピーするときなど、なかなか狙ったところでカーソルが止められないのです。
ストレスが溜まってしまいますよね…
この問題の解決方法としては、左クリックをする時にはボールに触れないことです。
通常のマウスであれば、マウス本体の動きがポインターに連動してしまいます。
しかし、トラックボールマウスはボールに触れなければマウスポインターが動くことがありません。
これはトラックボールマウスの利点でもあります。
左クリックとボールを転がす動作を分けて行うことを意識してみてください。
ボールの掃除が必要【→1週間に1回でもOK】
3つ目のデメリットは、定期的にボールを掃除してあげないといけないことです。
構造上、どうしてもボールの下にホコリや汚れが溜まりますので掃除してあげる必要があります。
ただ、掃除は特に難しくなく、ボールを下から押し出して取り外し、ボール本体をティッシュや綿棒で噴き上げるだけです。
頻度は1週間に1回程度でもOKだと思います。
オススメのトラックボールマウス
今回は親指で操作するタイプでオススメのトラックボールマウスを3つご紹介します。
ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボールマウス M575GR グラファイト
1つ目は、ロジクール製のエルゴノミック形状のワイヤレス トラックボールマウスです。
手の形状に合わせて人間工学的に設計・開発されており、カーソルを移動させる際に腕を動かす必要がないため、手と腕の疲れが減少するように作られています。
非常に高性能でボールの反応も良く、電池寿命は最長24ヵ月と高パフォーマンスでバランスが良いです。
JUNNUP【2022年NEWモデル】トラックボール ワイヤレス
2つ目は、JUNNUP(ジュンヌプ)製のワイヤレストラックボールマウスです。
このマウスもエルゴノミック形状を採用しており、15°の傾斜と手にフィットする形状で、手首や腕の負担を最小限に抑えながら使用できます。
BluetoothとUSBレシーバーの両方で接続が可能なので、USBポートがないデバイスでも使用できます。
私は現在、こちらの製品を使用しています。
操作感が良く、値段も手ごろなのでオススメです。
ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール MXTB1s 無線 MX ERGO
最後は高性能なトラックボールマウスのご紹介です。
ロジクール製のMX ERGOという製品で、マウスの傾斜を0°~20°の間でお好みの角度にカスタマイズできる機能が搭載されています。
8つのボタンに任意のショートカットキーを登録できたり、異なるデバイス間でコピー&ペーストできたりと、痒い所に手が届く機能が満載です。
その分、価格がお高めではありますが、高品質なマウスを使いたい方にとっては最適な選択肢になり得ると思います。
まとめ
当記事では、親指タイプのおすすめトラックボールマウスと早く慣れるためのコツをご紹介しました。
PC作業で肩こりや腱鞘炎に悩んでいる方は、ぜひ一度トラックボールマウスを手に取ってみてはいかがでしょうか。
ご紹介した方法を実践すれば、意外と早く操作に慣れることができますよ。
腕の痛みも改善されると良いですね。
皆さんが快適な毎日を送られることを祈っています!
>>仕事の効率化については以下の記事をご参照ください。